第1章

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僕の家は夫婦で家業を営んでいた。 その為、四六時中… 父と母は顔を合わせる状況にあった。 それが喧嘩を誘発する原因の一つであった様に思う。 忙しい時期には… 何日も両親の顔を見ない日も珍しくはなかった。 そんな時は当然、晩御飯はお婆ちゃんが作る事になる。 今にして思えば… おかずは同じ献立を三日くらいのサイクルで食べていた気がする。 正直、満足じゃあなかったけど、 御飯を作ってくれた事には感謝しなければならない。 がしかし!! このババアが【くせ者】である事に間違いはなかった。
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