第83章

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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 僕は無意識のうちに ‘ふらふら,歩き出す。 気付けば線路沿いにある公園まで来てしまったようで、 誰もいない 静寂な夕闇の中で 一人ブランコに揺られていた。 そのうち辺りは真っ暗になってしまったけど、 結局、二時間くらいはあそこにいた気がする。 僕は生まれて初めて… 『死にたいな。』 そう心の中で呟いていた。 それから程なく 僕は田舎へ帰る事を決めたのだった。
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