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しばらく休憩した後
再び僕は走り始める。
景色が流れていく中…
僅かながら東京にいた時間が思い出として頭に浮かび、
それらが勝手に頭の中を駆け巡っていく気がした。
まるで風と共に
後ろの方に少しずつ置き忘れてくる様な感じする。
ようやく峠の下りが終わると…
長い長い直線をただひたすら走る事になった。
しばらくすると
何やら急に空模様が怪しくなってきて…
そうこうするうち
ポツリ、ポツリと雨が降り出してきた。
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