第84章

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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ しばらく休憩した後 再び僕は走り始める。 景色が流れていく中… 僅かながら東京にいた時間が思い出として頭に浮かび、 それらが勝手に頭の中を駆け巡っていく気がした。 まるで風と共に 後ろの方に少しずつ置き忘れてくる様な感じする。 ようやく峠の下りが終わると… 長い長い直線をただひたすら走る事になった。 しばらくすると 何やら急に空模様が怪しくなってきて… そうこうするうち ポツリ、ポツリと雨が降り出してきた。
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