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「…/////…なっ…ななななな!!???」
「ふむ……これは……捻挫ですね」
「…はぁ」
「この学園の医務室で看てもらいましょう」
「…はぁ!!!???」
「ちょっと失礼」
と言うと、青年は軽々と鈴葉を抱きかかえ、敷地内にスタスタと侵入していった。
「(ヒィ!!お姫様抱っこ!!!)
…あのっ…おおお下ろしてくださいっ////
私はこの学園の生徒ではありませんし!!!
歩けますから////!!!」
「この学園の生徒ではないことは承知しております。
あと…"捻挫以外の傷"も消毒・手当てをしなければなりませんので。
勝手なマネを致します事を、お許し下さい」
「……ぁ…はぃ……//////」
青年の完璧すぎる受け答えに、鈴葉は黙って従う事を決意した。
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