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鈴葉には親友と呼べる人がいなかった。
"ある理由"があったから。
鈴葉は新しく出来た友達を失いたくない…と、"ある理由"を隠してアカリと過ごしていた。
─入学してから数週間後…
「ごめん、相席してい??」
学食にいた鈴葉とアカリに話し掛けてきたのは、ユウヤだった。
「おーぃ!!タイチー!!」
手を振るユウヤの先には、自分の食事を運ぶタイチがいた。
「でっけぇ声出すなよ!!恥ずかしいだろ!!??」
食堂で出会った4人は意気投合し、次第に4人で遊ぶようになった。
───そして…
「鈴葉…俺と付き合ってくれ」
ユウヤからの告白。
鈴葉もユウヤに好意を持っていたので、「…うん…」と頷いた。
こうして2人は恋人同士になった。
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