レコーディング

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それから更に1時間した時に玲子はギターを弾いていた。 「そこ、伸ばして半音上げた方がいいんじゃない?」薫が言う。 「うん…」玲子は譜面のコードを書き直す。 もう一度ギターを弾く。 「薫、お前も曲書いたっていいんだぞ?早目に仕上がっても損はないんだから」上杉は言う。 「ええ~?今日はやる気しな~い」薫はそっぽを向いた。 「やれやれ…」上杉はため息をついた。
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