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「あ~薫ちゃん酔っ払っちゃったぁ~♪」薫はご機嫌である。
「またそんなになって…」玲子は呆れた。
「ちょっと大丈夫ですか?」青山が薫を抱える。
しばらく歩くといつの間にか薫と青山が先を歩き、玲子と新城二人が後ろを歩いていた。
「プルコギ店紹介してくれてありがとうございました」玲子は言った。
「いえ…気に入って貰えたみたいで良かった。玲子さんの笑った顔も見れたし。……あなたは笑ってた方がいい。笑顔の素敵な方です」新城は言った。
玲子ははにかんだ。
「クランクインいつからですか?」玲子は聞いた。
「4月の始めです」と新城。
「撮影の前にでも一度日本に来て下さい。ごちそうします」玲子は言った。
「ありがとうございます」新城は言った。
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