世界を守る組織

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今日は、三人とも試験を受けに行く日だった。 この国の平和を守るための組織、ペイスウォルドに入るための試験である。 当然、想造現術を使える事は必須条件であり、それに以外にも筆記と実技がある。 倍率も高く、様々な組織の中でトップレベルに入るのが難しいと言う噂も流れている。 その試験を受けるため、三人は試験会場へと移動していた。 テルス「なぁ、前から疑問に思ってたんだけどさ。」 レイミとクラウが歩きながら振り替える。 テルス「四雄現術師って何が偉いの? あんな像まで造ってもらってさ」 二人の動きが一瞬止まる。 クラウ「…マジ?」 レイミ「はぁ~… あんたなら知らなくてもなんか不思議じゃないわ…」 テルス「え?やっぱ有名な話? いや、俺もそう思って、今まで聞けなかったんだよね」 テルスは苦笑いを浮かべる。
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