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レイミ「四雄現術師はね、この世界を救ってくれた現術師達の事なの。 約500年前の戦争。と言っても相手は一人だったらしいんだけど、その相手、ディクラスを倒すために戦った4人の現術師の事よ。」
テルス「でも、なんで4人なんだ? そんなにつえーならもっと大勢で戦えばいいのに。」
レイミは首を傾げる。
レイミ「さぁ、そこまでは知らないわ。 けど、その4人は自らの命を犠牲にしてディクラスを倒したと言われてるの。 だからその感謝の気持ちを込めて、永遠に忘れないようにと造られたらしわよ。」
テルス「自らの命を犠牲にしてか…」
テルスの表情が暗くなった。
クラウ「ん? テルス、どうかしたか?」
テルス「あっ、いや何でもない!」
あわてて笑みをつくる。
テルス「それより会場はまだなの?」
クラウ「もうそこに見えてるよ」
クラウは遠くにある大きな建物を指差した。
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