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照らされたステージの上に一人の人がたっていた。
ざわざわとしていた音が徐々に小さくなっていく。
「みなさん。 よくこのペイスウォルドの試験に集まってくれました」
その男は礼儀正しくお辞儀をする。
「申し遅れましたが、私の名前は キラレム=カイと申します。」
カイ「この組織ペイスウォルドはみなさんの知っているとおり、この国の平和を守るための組織です。
この世界では想造現術を悪用し様々な悪巧みを行う者が多くいます。 我々のように同じく現術が使えればある程度身を守る事ができるでしょう。
しかし! この世界では現術を使えない人の方が多く存在します。 そのような人、もちろん現術を使える人であっても、困っている人を助ける。それがこの組織の活動です。」
そこでカイは間をおき、少し真面目な表情へと変わった。
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