世界を守る組織

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カイ「残った方は覚悟がおありと言うことでよろしいですね?」 ここでカイの表情がやわらぐ。 カイ「わかりました。 では、一応ここに残っている方は第一試験に合格です。」 現時点での会場の人数は100から130人ぐらいである。 カイ「え~、では二次試験なんですが、今年は筆記の試験はやらないことになりました。」 えっ?っと言う驚き声が会場中から聞こえてくる。 「そして実技も今までとは変わりました。 今年はそれぞれに戦ってもらいます」 さらに驚きの声があがった。 「と言っても安心してください。 刃物等の想造は禁止とします。 その変わり木刀等はOKとします。 また戦いの決着がつくまで必ずやるというわけではございません。 審査員が判断し、これ以上は必要ないという時点で終了します。」 テルス「うわっマジで? やった!」 クラウ「面白そうだな」 レイミ「やる気がでてくるわね」 ホールの電気がつき、明るくなる。 カイ「それでは、ここで一時終了にします。 数分後実技試験を開始しますので、しばらくここでお待ち下さい。」
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