世界を守る組織

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カイ「皆さん、これから試験をはじめたいと思います。」 その言葉でホールが静かになっていく。 カイ「えーでは、実技試験の説明をします。 まず試験はこのホールで行います。 また、二人一組で戦ってもらうので一つづつやると時間がかかってしまいます。なのでこのホールを四当分し、同時に四組が戦ってもらいます。」 テルス「狭くね?」 クラウ「いや、フツーは大丈夫だろ。 お前みたいなやつには狭いだろうけどな」 カイ「戦っていない人達はこのホールの二階で観戦しながら待ってて下さい。  そして、順番が来ましたら放送でお知らせしますので、名前を呼ばれたら一階に来て下さい。 次にルールについてお話します。 といってもルールは簡単。 想造していいのは木製の物だけです。そして、始めの合図の前に目をつぶって想造するのを禁止します」 想造現術は一度目をつぶって集中力を高め、物を造り出すのだ。 クラウ「想造スピードも評価するってことか。 まぁ当たり前だな。 その点レイミは有利じゃね?」 レイミ「そうね」 レイミは笑顔でかえす。
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