世界を守る組織

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相手の攻撃が止まった。 テルスが一瞬にして相手と大きく距離をとったからだ。 試合場のギリギリな所まで来ている。 テルス「よし、んじゃ俺もそろそろ行くか」 そう言って、相手に向かって走る。 相手も待ってましたとばかりに剣を振った。 ブウゥン! しかし、テルスはそれもかわし相手の懐へと入る。 テルス自身も決まると思った時だった。 テルス「!!」 ドカっと言う音と共にテルスの体は後ろへと飛ばされた。 テルスは踏張る。 しかし、10メートル近く飛ばされていた。 相手「よくあの態勢から短刀を犠牲に俺の蹴りを防いだな」 テルス「それはこっちのセリフだ。 まさかあの体勢からこんな蹴りが来るとはな」 テルスの短刀には大きくヒビが入っている。 クラウとレイミは少し驚いた表情をしていた。 クラウ「ちっ。あの大振りは誘いだったってわけか。」 レイミ「でも、大柄なわりには身のこなしがいいわね」 テルスはフーッと息を吐いた。 そしてヒビの入った短刀を消した。 相手「再び想造させる暇をあげるほど俺はやさしくないぜ」 テルスはその場で数回軽くジャンプし、屈伸をする。 テルス「よし! んじゃ、ちょっと力出すかな」 
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