世界を守る組織

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その一発でディラフの意識はふっとんだ。 その場にズドンと倒れこむ。 審判はディラフに駆け寄り状態を確認するが、気絶をしているだけだった。 テルス「あ~、楽しかった」 テルスは満面の笑みを浮かべた。 テルス「あの、もう観戦席に戻ってもいいですか?」 審判に訪ねる。 審判は口元にかすかに笑みを浮かべながら、いいぞと頷いた。 クラウ「案外終わりはあっけなかったな」 レイミ「でも、あの高さからの蹴りをまともにくらっちゃったらね…」 苦笑いを浮かべる。 レイミ「でもあいつの試合見てたら、なんか私も早くやりたくなってきちゃった」 テルスが二人の所に戻ってきた。 テルス「どうだった?合格だろ?あれ」 クラウ「知らねーよ。 時間かけすぎだったんじゃね?」 テルス「いや、でもあいつもなかなかだったって!」 アナウンスで次の試合のメンバーの名が呼ばれる。 「……シュラルド=ブレイ……」 その名が呼ばれた時、後ろにいた少年が椅子から立ち上がった。
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