世界を守る組織

4/37

12人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
クラウ「ったく、テルスのやつ何やってんだよ!遅すぎだろ!!」 レイミ「はぁ~… いつものことなんだけどね。」 クラウ「…ン!? やっと来たか…」 遠くから物凄い速さでこっち向かってくる。 レイミ「あのバカ…迷惑にもほどがあるでしょ」 レイミは呆れてハァ~っと深くため息をつく。 ―キキィィィー テルスは二人の目の前で急ブレーキをかけて止まった。 テルス「ワリィおそグっ!……」 レイミの蹴りがテルスの腹に入る。 一瞬呼吸ができなくなり、やっとの思いで空気を吸った。 クラウ「おっせ-よ!」 ゆっくりと息を整えながらテルスは口を開いた。 テルス「い…いきなり来るとは…想像してなかった。」 レイミ「なんであんたはいっつも遅いのよ!」 テルスは苦笑いを浮かべながら、頭をかいた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加