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クラウ「ったく、テルスのやつ何やってんだよ!遅すぎだろ!!」
レイミ「はぁ~… いつものことなんだけどね。」
クラウ「…ン!? やっと来たか…」
遠くから物凄い速さでこっち向かってくる。
レイミ「あのバカ…迷惑にもほどがあるでしょ」
レイミは呆れてハァ~っと深くため息をつく。
―キキィィィー
テルスは二人の目の前で急ブレーキをかけて止まった。
テルス「ワリィおそグっ!……」
レイミの蹴りがテルスの腹に入る。
一瞬呼吸ができなくなり、やっとの思いで空気を吸った。
クラウ「おっせ-よ!」
ゆっくりと息を整えながらテルスは口を開いた。
テルス「い…いきなり来るとは…想像してなかった。」
レイミ「なんであんたはいっつも遅いのよ!」
テルスは苦笑いを浮かべながら、頭をかいた。
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