懐かしき呼び鈴
5/9
読書設定
目次
前へ
/
165ページ
次へ
「……?」 四階ある階段を上がって、後一階って所だった。 微かに上の階から人の声が聞こえる。 会話とは違う。 この繊細なリズムと音程……音楽だ。 俺は気付かぬうちにその切なく胸に響く歌声に聴き入っていた。 そして、その声が途絶えたと同時に足を進め、屋上の扉を開く。 「授業放棄者何処だ!」 しかし、俺の目に映ったのは、想像していた髪の染めた不良ではなく、まだあどけなさの残る一人の少年だった。
/
165ページ
最初のコメントを投稿しよう!
828人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!