第二章

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「これでオッケーかな?音羽?」 「え…?あ、うん…招待状送る人数だよね?」 あれから一週間経ち恋人の淳司も両親に紹介もした。 けれど、その時に一輝は居なかった。 部屋の出来事が頭から離れずにいた。 「悩み?」 淳司に頭を撫でられ見ると優しい目が音羽を見つめていた。 子供みたいだけど淳司に頭を撫でられると落ち着いて不安も消えそうになるくらい嬉しい。 「弟の事でちょっとね…」 笑って言ったけれども言葉にして改めて不安が胸に広がるのを感じた。 淳司に送られ自分の家の近くまで来て足が止まった。 「早かった?」 「え…?」
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