第三章

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「出来ないなら止めないよ?」 音羽の首筋に口づけを落とす。 「このまま姉さんを抱いてしまうよ?」 二人だけの鼓動が耳の奥で鳴り響く。 「一…輝、あたし…淳司が――…」 「今日は…今日だけは俺を弟じゃなくて男だと思って?」 音羽の口を手で押さえて話を遮る。 拒む事の出来ない様に…。 俺は貴方を抱く…。
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