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「ぁ…、一輝…っ」
貴方のその甘い吐息で何度も達しそうになるのを堪える。
これが最初で最後なら、体の隅々まで音羽を感じていたい。
忘れられないくらいに。
そうしていれば誰と居ても姉さんを感じていれる。
「姉さん、ここ?ここが良い?」
壊れやすい硝子を扱うように優しく触れる。
音羽の濡れた瞳に今映るのは一輝だけ。
「ん……そこ…」
そして一輝の目の前にいるのは一輝の指で感じている姉…。
「愛してる、姉さん……」
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