third day

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つるのは火の玉を村上に投げ付けた。 銃弾が火の玉を貫通し、あっさりと火は消えた。 つるのはもう一度火の玉を作ろうとして、気が付いた。 自分たちが今立っているのは、草むらの中だ。 下手な事をしたら、大火事になりかねない。 つるのは川の方に走りだした。 村上も後を追った。 二人が走っていった方には、野久保と亘がいた。 徳井と金田は川島と戦っていた。 「お前は川島の動きを止めろ。俺がやる」 徳井は小さな声で金田に言った。 金田は少しの間悩んでいたようだったが、決意したように自分の緑色に光る石を握ると、木の蔓を出し川島に向けた。 蔓が川島に絡み付き、動けなくした。 必死で川島はもがいたが、無駄だった。 徳井は川島に近付き、小刀の峰で川島の首筋を殴った。 川島は気を失った。
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