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野久保が亘に氷の刃を向けていると、突然二人の間につるのと村上が飛び込んできた。
「つ、つるのさん!危ないですよ!」
野久保は氷の刃がつるのに当たりかけて、慌ててつるのを止めた。
村上は亘の隣に立った。
お互いの目を見て小さく頷くと、村上と亘は二人に飛び掛かってきた。
野久保は自分の周りに浮かぶ数個の氷の塊を動かし、つるのは火の玉を数個自分の周りに出した。
金田は気絶した川島を抱えながらその様子を見ていた。
徳井は倒れている中田と藤森の所に行った。
上地はつるのと野久保の所に走っていった。
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