場面の数で選ぶ漫才とコント

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漫才とコントには場所の設定の様なものがある。 例えば、『肝だめし』に関するネタを作るとする。 そうすると、2つの場面で構成ができる。 (Ⅰ)は、スタート地点からゴール地点までで、物語を展開するような場合。 (Ⅱ)は、途中で立ち寄った墓場などに注目して行う場合。 (Ⅰ)の場合でネタを作るとするなら漫才で表現したほうが良い。 理由としては、たくさんの場面を必要とするからだ。 コントだと、ネタを披露している間は“役”をしているため、場面の切り替えの説明ができず、分かりにくくなる。 逆に漫才は、 「そしたらその後にな、」 などのセリフを付け加えることで、時間の経過や場面の移動をすることができる。 なので場面が2つ以上ある場合は漫才の方が良い。 では、(Ⅱ)の場合はどうなのか? (Ⅱ)の場合は漫才でもコントでもどちらでもいい。 コントは場面が固定されていれば動きを入れたりしやすいので、大きな動作がある場合はコントの方が良い。 あまり動きがない場合、その時は漫才でもやっていける。 立ち話のような感覚でよく漫才をやっているのも見たことがありますよね? まとめると、 漫才は、場面がたくさんある場合、もしくは立ち話をするようなときに使用“可”。 コントの場合、大きな動きを入れるとき、なおかつ場面が固定されている時に使用すると良い。 ちなみに、人数が3人以上ならコントの方がやりやすいと思います。 ※個人的な見解ですよ。
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