87人が本棚に入れています
本棚に追加
ボケとツッコミにはフリートーク時に有利、不利がある。
若手芸人はボケ、ベテラン芸人にはツッコミがそれぞれ求められる。
ほとんどのバラエティー番組の司会者はツッコミである。
それはなぜか。
バラエティー番組にはだいたいゲストがいる。そのゲストは俳優であったり、芸人であったり、スポーツ選手、アイドルなど数多くのゲストだが、ゲストの中でツッコミをする者はいない。
ではなぜ司会者がツッコミなのか。
それは、炎に例えたら簡単である。
ボケ=火、
ツッコミ=風、
笑い=炎である。
一流のボケであれば、ツッコミがなくとも大きな火となり、炎となるだろう。
しかし、若手芸人やアイドルは、狙ったボケですら小さい火であることが多々ある。
それを大きくするために風(ツッコミ)を使って炎とする。
また、ボケたつもりがなくとも火種になる部分がたまにある。
それを見逃さず、大きくしてみるのもツッコミである。
また、火種に大きな火を加えれば炎になるが、結果的には大きな火が面白いと感じてしまい、ゲストがこの件(くだり)では死んでしまっている。
※ボケに対してのツッコミは、後々考えれば、ボケのフレーズが頭に残り、ツッコミのフレーズは忘れてしまい、結果的にゲストのボケが面白いと感じる。
あまりゲストを殺し過ぎると毎回同じ人のボケを見ている気がして飽きる。
そして、視聴率が落ちていくのである。
したがって、司会者にはツッコミ、ゲストでくる若手芸人にはボケを求められるのである。
ちなみに、若手芸人は中堅芸人のボケにツッコミをすることはない。
(例外としては、若手芸人が自分の外見などをいじられた時にはツッコミをする。)
理由は、中堅芸人の中くらいの火を自分のダメなツッコミで消してしまうかもしれなく、自分1人で滑るだけでなく、中堅芸人もいっしょに滑らせ、相手の怒りを買う恐れがあるから。
(ツッコミの失敗はとてつもなく痛い。
意味不明で場を凍らせる。
さらに、ボケでもないのでツッコミずらい。)
※個人的な見解ですよ。
最初のコメントを投稿しよう!