アンパンマン「あ……この顔はまだきれいなのに……」

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アンパンマン「なんなんだこの日記は……?」 僕は自分の字で書かれた、しかし書いた覚えのない文章に段々と引き込まれていった。 アンパンマン「確かに新しい顔になった瞬間なんて、深く意識したことはないけれど……」 僕は今まで幾度となく顔を交換されてきた、だけどそれは当たり前のことで、記憶や思考がどうのなんてことは、考えもしなかった。 僕は日記を読み進んだ。 何日か何週間か、それとも何年もかかって書いたものなのか、 僕、は日記を書いていた。
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