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チュンチュンと小鳥がさえずる清々しい朝。
「ちよー早くしなさーい ちよー」
朝ご飯にあたしを呼ぶお母さんの声。
あたしは洗面台に手をついて鏡とにらめっこしていた。
…まったく
(自称)常磐貴子似のこの目が腫れちゃあ…
いいとこナシじゃないの…
ねえ………
「……ふ……ふふふふふふふ」
もう涙も枯れて笑いしかでてきませんよ…
「……ちよ?洗面所…まだ…かな?」
不気味に笑ってるあたしに恐る恐るお父さんが話しかけてる。
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