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本当この曲いいな~
曲名聞きたいけど…
優音のはじっとその金髪の似合う顔を見る。
あんなに楽しそうに弾いてたら話しかけられないな
まぁ見てるだけでいっか~
ん?
これって………
「なんだかストーカーみたいじゃん
駄目じゃん私」
急にピアノの音色が止まり、ピアノを弾いてた金髪の青年はびっくりしたような顔をして優音を見ている。
あ!!
大声出しちゃったっ!
しかもストーカーみたいとか、「私って危ない人物ですよ」発言したようなものじゃあない
変な汗かいてきたっ
とにかく言い訳しないと!!
「えっとイヤその……
あなたのピアノの音色追って来たらここに着いただけ、けして怪しいヤツじゃあないからねっ」
わぁ~
なんか余計に怪しい人みたいになったぞ~
びっくりして優音を見つめながら、固まっていた金髪の青年はふと我に返ったらしく、ピアノの楽譜を持って、近くにある窓を飛び越えて去ってしまう。
「あっ
待ってよ
私ストーカーじゃあないからね」
もう金髪の青年の姿は見えない。
「逃げなくてもいいのに……」
優音は一人残さて、ただ金髪の青年の去ったあとを見ることしか出来なかった。
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