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「何があったの？」
なんか気になるよ…
「……俺の親父美容師なんだよ
入学式から帰った瞬間美容院に連れてかれ
《お前には金髪が似合う♪》とか言って金髪に染めやがった」
………すごいお父さんだ
「黒に染め直そうとしたら、邪魔されるし、こんな髪色だから絡まれるし、そのせいで変な噂がたつし……」
呆れたような口調で蓮哉は言う。
「大変だね…」
優音は同情したように蓮哉を見る。
「でもその噂のおかげで女があんま寄ってこないからいいんだけど」
「ふ～ん」
いくら格好良くてもそんな噂たってたら寄ってこないか～
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