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「【名探偵羽垣雅澄の事件簿4~残された手紙と密室】ってかなりベタな感じが…」
「私が面白いって思うんだからいいじゃあない」
優音の膨れた顔する。
「まぁそうだけどさ、でもさっ、ここは女の子っぽく恋愛だとかを読もうよ」
「恋愛ものなんてあんま興味ないし、そんなんよりもミステリーものやファンタジーがいい」
「恋愛ものをそんなんって…
もう,前からのことだけど…
あんたJK失格!!
だからあんた彼氏いないのよ」
「え~
彼氏なんかいらないよ~
ホーちゃんとかがいればいいもん」
「…………あんたねぇ」
「いいじゃない
優音らしいじゃない
ほのかもあきないね、何言ってもムダっていうのは私より付き合いの長いんだから分かってるでしょ?」
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