筋肉野郎爆誕

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序章 筋肉野郎の爆誕! 筋肉野郎は ガタイがとてもよい。 足のくるぶしが 頑張っても15Cmは 離れるほど発達させた 太股の筋肉 腕が真っすぐに 下に下ろせないほどの 上腕の筋肉を 振り回し 彼は今日も今日とて ダンベルを フンフンと上下させて 自分に磨きをかけている 自分の傷や人の優しさ… あらゆるものを 彼は背負って 筋肉として纏っている。 彼は僕にいったのだ… 『だれがが…泣いている、オデの筋肉が泣いている…かなしみに共鳴してず…』って 彼はそう言い残して 何処かに行ってしまった。。。。。。 彼の優しい筋肉は 必ず弱いものを守る そう 彼は正義なのだ。 今日も誰かの ツラサを引き受けて 彼は強くなってゆく 一回り大きくなってしまったあのハムストリングスを愛でるように。 彼は微笑んだ。。。 続く…
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