ありがと、ちっこい

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骨と皮ばかりの頭を撫でたら、すぐ、ちいさくちいさくノドを鳴らした。 そんな風にノドを鳴らすのも、病気になってからは珍しかった。 疲れるからか、撫でてすぐにノドを鳴らすなんて甘え方、しなくなっていたから。
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