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仮面の男に対する怒りで気が狂いそうになる。
『いかんな落ち着かなければ。』
必死に怒りを抑えながら今後の行動を考える。
『まずはあの子達を探すか。』
野比のび太・剛田武・骨川すね夫
皆大切な生徒たちだ。
突然こんなことに巻き込まれて脅えているはずだ。
それに、目の前で友達を殺され自分よりも生徒たちの方がショックが大きいだろう。
特に野比の危険な状態だった。
うかつなことをしでかしかねない。
急いで探しにいかねば。
『先生が行くまで死ぬんじゃないぞ。』
そしてバックを手にとり立ち上がろうとした瞬間背後に気配を感じた。
慌てて振り向くと男がバットを振り上げていた。
避ける間もなく頭部に当たり意識が遠のく。
――くっ・・・・野比・・・・骨川・・・・剛田・・・・
男がとどめと言わんばかりに、再びバットを振り抜くと先生の頭からはおびただしいほどの血。さらには脳や頭骸骨が飛び出していた。
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