闇に舞い降りた天才

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足音を便りに歩き続け数分後。 音の発信源まで残り数メートルのところで足音が、まったく聞こえなくなってしまい警戒しながらあたりを探索し続けていた。 もしかしたらもう境内から離れたのでは?と思った刹那。 「ククク・・・・」 という男の低い笑い声が背後から聞こえた。 「誰だ?」 「武装錬金!」 ネギの問い掛けに男の掛け声が重なる。 「くっ・・・・武装―――」 「遅いな。」 突如ネギの足元から巨大な手が出現し。 ネギを体を握り締める。 「ぐっ・・・・」 「ククク・・・・」 男が拘束されたネギの元へ歩み寄る。 「あんた・・・・このゲームに乗ったのか?」 今にも食いつかんとばかりに男を睨み付けるネギ。 そんなネギを嘲笑うかのように笑みを浮かべる男。
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