第弐話 ヒロインはストーカー少女

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ハヤテ「ふぱっ、崖の下にこんな湖があるなんて」 グオォォォ ハヤテ「なっなんだ!?」 ???「シャコシャコシャコ~💢」 ハヤテ「何なんだこの大きなシャコは!?」 コーちゃん「説明するでちゅ~、こいつはシャコ大王と言って雪山にある洞窟や地底湖などに生息する巨大なAクラスの妖なのでちゅ~。普段は青色の目をしていて大人しいのでちゅが赤色の目になるとそれはもう手が付けられないほど暴れ回るでちゅ~」 ハヤテ「ってうわぁ~目が赤色だよ~」 シュ~バンスバ~ン ハヤテ「このままでは殺られる、無駄な体力は使いたくなかったが、か~め~は~め~」 シュ 雪ダルマ「やめろ~」 ハヤテ「波~」 ズバ~ン 雪ダルマ「うわぁぁぁ」 シュシュシュバタッ ハヤテ「えっシャコをかばった雪ダルマの中から女の子が、大丈夫ですか」 ???「うううっ」 ハヤテ「大変だ~凄い怪我だ」 コーちゃん「ってお前がやったんだろうが」 ハヤテ「そうだ、こんな時の為に庭で作っていた千頭が、あった、さあゆっくり噛んで」 ???「うううっ」 ポリポリ ???「んっ!?痛くないぞ」 ハヤテ「良かった助かった~」 ???「助けてくれたのか」 ハヤテ「はい、僕こそ助けて頂いたのにお礼も言わずこんな事してしまってすみません」 ???「いやお前の判断は正しい、何故なら私はお前を凍らしてずっと山にいさす気だったからな」 ハヤテ「いぃ~やっぱりヤバい系ですか」 みぞれ「だがもうそんな気はない、助けてもらったしな、私は白雪みぞれ、見ての通り雪女だ」 ハヤテ「僕は綾崎ハヤテ、見ての通り執事です」 みぞれ「面白い奴、お前の愛情はしかと受け取ったあの時のように見つめ合おうぞ」 ハヤテ「へっあの時って」 みぞれ「気付いてなかったのか?お前が雪山に来た時から私はずっとお前を見続けていたのだぞ」 ハヤテ(ずっとかよ、まるでストーカーだな😓) シャコシャコ ハヤテ「そういえばまだこいつが」
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