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千「そうだけど…。ずっと家にいたって暇だし…。」
結「私もそうだった。やたらと部屋の掃除してたよ。」
千「私もそう。今かなり家綺麗なんだ。豪はすぐ部屋汚すから…。」
お茶を千夏ちゃんにだす。
千「ありがと。」
結「うん。」
椅子にまた座る。
結「今何ヵ月?」
千「8ヶ月。」
結「どっちだったの?」
千「男の子だったよ。」
結「じゃあ豪君喜んでるでしょ?」
千「うん。だから過保護なんだよ。すっごい楽しみにしてて…。身体は気遣うけど心は無視かな。」
結「そっか…。」
千「私はさ、ちゃんと役割を決めて協力して仲良くしていきたいの。それは結婚してすぐに豪に言ったんだけど今は全部豪がやってて…。」
結「う~ん…もう一度豪君にいいなよ。」
千「また喧嘩しちゃいそうだもん…。」
結「大丈夫だよ。言わなきゃ相手に伝わらないよ?」
千「大丈夫じゃないよ。もうすぐ産まれるのに喧嘩なんかしたくないよ…。」
結「…。」
千「結衣ちゃん。」
結「どっちかだよ。話すか我慢するか。私はそれ以上何も言えない。」
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