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千「…。」
結「なんか他人事みたいに言っちゃったけどさ、私もそうだった。多少我慢した部分もあったしちゃんと話したよ。言わなきゃ伝わらないよ。最初から決めつけちゃダメだよ。」
千「うん…。豪に話してみる。喧嘩しちゃったらまた相談来るね。」
結「うん。なんか相手にやらせっぱなしじゃやっぱ申し訳ない気持ちになるもんね。」
特に龍牙なんかは力仕事だし疲れて帰って来てるのに妊娠してるからって私の代わりに家事をしようとしてくれる。
それじゃあなんか龍牙に無理させてる気がして…それで喧嘩になりたくないから言わないけど。
結「豪君は優しいんだよ。」
千「うん。龍牙君もでしょ?」
結「うん。」
龍牙はホントに優しい。
私の旦那なんてもったいない。
もっと他にも綺麗な人いっぱいいるのに…。
何回も別れようとして何回も龍牙を傷付けたのにそれでも一緒になってくれた。
一生かけても返しきれないくらいの恩がある。
だから私はずっと龍牙のそばにいて龍牙を支えればいいんだよね。
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