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結「なんかあった？」
頭を撫でる。
愛「うぅ…。」
また泣き出した。
結「どうしたの？」
愛「ママぁ…。」
結「わかんないよ。」
愛「うん…。」
コップをテーブルに置くと私の手をひいて部屋に連れて行った。
愛「くまちゃん…。」
寝てるときにいつも抱いてる大きなくまのぬいぐるみを指差す。
結「くまちゃん？」
ぬいぐるみのところに行く。
手が取れかかっていた。
結「大丈夫、すぐ直るよ。」
愛「怒る？」
結「怒んないよ。」
バレたら怒られると思ったから保育園行きたくなかったのか…。
結「ママが直してあげる。」
愛華の頭を撫でた。
愛「うん。」
くまのぬいぐるみをリビングに持っていって裁縫道具を持ってくる。
愛華は太鼓を叩くくまのぬいぐるみを抱いていた。
愛「ママ。」
後ろのネジを回した。
遊んでいる間にぬいぐるみの腕を直した。
結「愛華、出来たよ。」
走ってくまちゃんに抱きついた。
結「乱暴にしちゃダメだよ。またくまちゃん怪我しちゃうよ？」
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