浴衣三姉妹(?)大暴走!?

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「えー、またカップメンー!? もう飽きたよ」 「昨日母さんが新しいの買ってあるみたいだし、今日はまだ食ったこと無いのを食べればいい」  俺はそう愛栖を諭しながら、また愛栖は俺にそう言われ頬を膨らませながら、涼しい部屋を出た。  ◆ ◆ ◆  昼飯を食った後、俺はとりあえずシャワーを浴びた。  浴び終えた後、流石にまだ服を着るのは暑いので、脱衣所にある小さな椅子に腰掛け、扇風機を回してしばらく寛ぐことにした。  いやぁ、快適だねぇ……まったく。  クーラーの効いた部屋で過ごす時間の次に、風呂上りのこの一時は最高の時間だ。  思わず扇風機の前で「あー」と言ってみたくなるのは、本能的なものなのかねぇ。  ――と、 「和樹ー、あたしのワンピース知らな……」  脱衣所のドアを開け中に入って来た愛栖は、ばっちりと俺の上半身裸体を目に刻んでしまったらしい。  正直下半身も、まだバスタオルを巻いているだけの状態な訳で。  結構長い間呆然と俺の体を見つめていた愛栖は、次の瞬間思い出したかのように、 「いやあああああああああああああああああああああああ!!」  と悲鳴を上げやがった。  image=261222473.jpg
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