始まり

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早速、俺は千夏とかにも電話してみた。 海人「もしもし、俺だけど」 千夏「俺じゃわからないわ。もしかしておれおれ詐欺?」 この、俺をおれおれ詐欺と勘違いしてるのは稲沢 千夏(いなざわ ちか) 雷斗と同じくクラスメイトだ。 ただ、千夏は今年に入って仲良くなった。 海人「だから、おれだって」 千夏「やっぱ、おれおれ詐欺ね。あんたを必ず刑務所にいれてやるわ」 海人「だから、俺、海人だって」 千夏「えっ?あっ、海人か。それならそうと早く言ってよね。もうすぐで警察に連絡するところだったんだから。」 海人「声で気付よな。まぁいいや。今から北西の山にある洋館に行くんだけど行かないか?」 千夏「えっ?そんな所に洋館なんてあったんだ。で、何のために行くの?」 海人「ただ、散策しに行くだけだけど行かないか?」 千夏「うん、いいよ。ちょうど暇だったし。どこ集合?」 海人「じゃあうちに来て」 千夏「分かった」 これで3人と。
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