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「どっちにする?」
と再び尋ねられ
どっちも選びたくない・・・
けど!
白衣姿が見たい//
絶対、白衣似合うだろうなぁ
という、くだらない葛藤(もはや妄想)が、頭の中で繰り広げられる
『もぅ、麗耶の意地悪っ!
そんな二択ヤダよー』
葛藤の末、唇を尖らせて
不満を口にした
「あっそ
決めないならいいよ?
もぅ魅星なんて知らねー」
怪しく、ニッと口の端を緩め
拗ねているあたしに、構うこともなく
素っ気なく言い捨てる麗耶
へ??
-ーそんな・・・
しばらくア然としていたが
『え?!
ちょっと待って!!』
彼は手をヒラヒラ振った後、玄関へと繋がる出口へと歩き出そうとしたので
慌てて麗耶の背中を追った
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