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高橋
「おめえ…なぁんで男なんだよォ!」
飛鳥
「…は?」
ヅカヅカと高橋は飛鳥に近づいていく。そして鼻と鼻がくっつきそうなくらいに顔を近づける。あまりの顔の近さに飛鳥は少しのけぞった。
高橋
「おめえ…いいかおめえよく聞けよ…普通な、アスカって名前聞いたら女の子思い浮かべちゃうよ、ねえ」
飛鳥
「………」
高橋
「しかもよ、な?こんな華のねえクラスでよ、転入生って聞いたらさ、そりゃ女の子来るって思うわけじゃん」
担任
「これ高橋、席に戻りなさい」
だが高橋はつづける。
高橋
「期待してさ、ね、実際現れたのがこの鳥頭でさ…誰だって失望しちゃうよそりゃあ!」
飛鳥
「……あのさ」
高橋
「あぁ!?」
飛鳥
「息、臭いんですけど」
高橋
「ぬぁんだとテメエ!」
担任
「高橋!席に戻れ!」
高橋「ちっ。
おめえ俺様怒らすとマジこえーぞ覚えとけ」
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