始まりの日

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「ハァ、はァッ…手塚っ…これからもずっと愛していい?」 呼吸を荒げながら言葉たどたどしく話す不二に、俺は心の底から愛しさが溢れた。 俺はその時こう話そうと思っていたんだ… 「お前よりも…俺のほうがもっとお前を愛してやる…、受け止めてくれるか?」……と。 俺は隣で静かに寝息をたてる不二を見ながら苦笑した。。。 この初めての日から今もお前は俺の横で微笑んでくれている。 「愛している…お前だけを…今も……これからも変わらずに…。」                終わり
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