始まりの日

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気づけば俺は不二の唇を塞いでいた。 そして悲しげな不二の表情を目の当たりにした途端、自分の感情が暴走し始めた。 「不二…愛している…。」 俺はこの時初めて不二を本当に愛していると確信した。 「不二…頼むから…泣かないでくれ!そばにいるから…笑っていてくれ!!」 こう言った俺に不二は、いつもと変わらない笑みを浮かべていた…。
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