始まりの日

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始まりの日

不二と出会ってもう2年以上が経つ。 初めの印象といえば人懐っこい男…。最初に声を掛けてきたのは周助だった。 「ねぇ、手塚君、君……本当は左利きでしょ?」 正直驚いた。特に隠していたわけではない。 「え・・・?」  「 先輩に手加減するなんて… クスッ。そんなに強いの、君は!?」 「・・・・・。」 俺は何も答えなかった。
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