3人が本棚に入れています
本棚に追加
説明乙。とばかりに父が失笑した。
「……まあ、がんばれ。」
「何よ、私には無理だとでもいいたいの?」
姉がジト目で父を睨む
「そういう訳じゃ…」
慌ててフォローを入れようとした時には既に画面と向かい合っている。
「くそう、放蕩親父なんか見返してやるんだからっ。」
「親父いうな、父上と呼べ!」
「うざっ!」
父と姉が仲良く喧嘩してるのを横目に、楓は、父を知る姉が親父と言うからには父親なのかもしれないと思った。
おめでとう、泥棒は親父の称号を手に入れた。
「僕は親父じゃないっ、父親だ。てか未だ泥棒扱いだったんだ?!」
ほう、君は今まで散々家を放置しておいてまだ親と名乗るのかね?
「何でそんな偉そう……いや、まあ……。スミマセン。てか親父の親はいいの?」
そこはつっこんじゃいけないトコだゾ♪
最初のコメントを投稿しよう!