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暑い、暑い夏。
炎天下の下で俺は
ボールを投げる。
額からこぼれ落ちる汗も
今は気にならない。
だって俺には、
「夢」があるから。
汗なんか気にしてらんねぇよ。
眩い太陽の光はまるで
俺を照らしているようだ。
今日の試合は何が何でも
譲るわけにはいかない。
このマウンドだって
絶対に譲らない。
俺はただがむしゃらに
ボールを投げる。
全てはそう…、
憧れの聖地・「甲子園」のため―
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