春♥晦

生徒会

☆春菜☆

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ
〔1年2組､宮本 春菜ｻﾝ､安藤 晦斗ｸﾝ。至急､生徒会室まで来てください。〕

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

春菜
『あー！もぅ！私は生徒会室に行かなきゃなんないの！浜ちゃん､うーざーいー！』

浜岡
『ウザイとはなんだ！ウザイとは！まてー！！』

春菜
『まてって言われて待つ奴がいるかー！！』

―生徒会室―

ｶﾞﾁｬ

春菜
『失礼します！隠れさせて！』

『は､はい。』

ｶﾞﾁｬ

浜岡
『おい！今､宮本こなかったか？』

『い､いえ』

ｶﾞﾗ

『宮本ー！！！』

春菜
『浜ちゃん行った？』

『あ､はい。』

春菜
『てかっあんたは？』

『僕は､安藤 晦梨(ｱﾝﾄﾞｳ ｶｲﾘ)。生徒会の会長で､晦斗の兄です。』

春菜
『あ､ども。私は宮本 春菜です。』

晦梨
『はい。よろしくお願いします。副会長の春菜ｻﾝ。』

春菜
『あ！そうか。私､副会長なんだ。よろしく。晦梨！私のｺﾄも春菜でいいよ。』

晦梨
『はい。よろしく。春菜』

春菜
『んで晦梨。ほかの人達は？』

晦梨
『もうすぐ来ると思うんですが……』

ｶﾞﾁｬ

『やっほー！晦斗も連れて来たよん♪』

春菜
『ねぇ晦梨､この人は？』

晦梨
『この人は､畑坂 充葉(ﾊﾀｻｶ ﾐﾂﾊ)。生徒会の会長補佐。』

充葉
『どーもー♪充葉です！春菜ﾁｬﾝだよね。よろしく♪』

春菜
『どもぉ。あっ！晦斗。さっきは､どーも。』

晦斗
《いきなり呼び捨てか…》
『ん。』

春菜
『晦梨。ほかは？』

晦梨
『あと2人いるよ。書記と会計が』