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北嶋「おい葛西!!今日はここらで休むぞ!!」
振り向いた葛西は心底呆れたように言う。
葛西「テメェはほんっっっとに馬鹿だな?こんな風除けの木も何も無い場所にだ、俺達みたいな素人が野営できる訳ねぇだろ!!休むなら山小屋まで行くんだよ!!」
山小屋と言われても、暖かそうな葛西は登山ルートを全く無視して神気のみを頼りに歩いている訳だから、山小屋に戻るのはかなりの時間のロスになる。
北嶋「時間が無いのは暖かそうなお前でも知ってんだろ?いいからここで休むんだよ。風除けの場所なら今作るさ!!」
俺は草薙を喚ぶ!!
葛西「テメェ何考えてやがる・・・神具をそんな目的で使うつもりか!!」
叱咤する葛西!!
北嶋「道具は使ってからこその道具だっつーの!!使う道具が無けりゃ他で代用するだろ?同じ事だ!!」
葛西を無視して草薙を振る!!
北嶋「この岩山をぶった斬れ!!」
横にニ振り、縦に二振りする俺!!
バガアアアッ!!
草薙は見事に岩山を斬った!!
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