33人が本棚に入れています
本棚に追加
俺とヒデは相変わらず毎日のように学校や外で喧嘩や悪さをしてた。
その頃には、姉ちゃんが地元に帰って来てて、彼氏と同棲していた。
俺とヒデは彼氏の順也君に可愛がられて、暴走族という世界を知った。
俺達は毎週、集会にでたが姉ちゃんは反対してた。
順也「なぁ、お前ら可愛いけどな、姉ちゃんをあんま怒らせんなや」
俺はあんまり姉ちゃんの事が知らないけど、よっぽど怖いんやなって思った。
ヒデ「そんな事より順也君!今日はどのコースなん!?」
順也「おぉ、そやったわ!それよりお前らに合わせたい奴おったんで」
ヒデ「誰っすか?」
順也「前田洋司って知らんか?」
ヒデ「え?誰?」
ヒデは俺に手を広げ首を傾けた
「誰なん?俺ら知らんけど」
順也「知らん!?結構有名人やで!確かお前らと同級やないか?」
ヒデ「順也君、知らんでそんな奴」
順也「まぁ会ってからやな」
そう言って爆音がする順也君のセドリックで集会場所へ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!