プロローグ

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『じゃあ、また明日ね。明日は7時に会場に入るんだから、寝坊しないでね。』 電話を切って、段ボールだらけの部屋を見渡す。 私は安西沙羅。 世間でいうアラサーってやつに片足を突っ込みながらも、1年付き合った彼氏であり、今の電話の相手であった湯原啓人と、明日、結婚する。
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