初めてのデート

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『あッ沙羅。休憩~?一緒に…って伸之クン?お疲れ~』 入ってきたのは、一緒に早番やってて、生まれたときからの親友、あくあ。 『あっくぅ~食べよ、食べよ❤』 私はあくあの姿を見て、隣に座るように急かす。 『あくあチャン…空気読んでよ…』 伸之クンはうなだれながら、出ていった。 『なんだ~?伸之、なんかあったの?』 自分の唐揚げを頬張りながら、しれっとした表情で言うあくあに、私は苦笑いするしかなかった。
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